DynamicProxyの長短所

総まとめとして、現時点で判明しているDynamicAopProxyの長短所をまとめておく。

上記エントリにあるようにRealProxyに対する技術的なメリットは言われる通りなのですが、短所に関しては苦い経験があります。
s2dotnetがまだリリースされていない過去の案件では、出始めのSpring.NET+独自フレームワークにDynamicProxyを組み合わせインターセプタを実装していました。プラスして検索系永続層にはIBatis.NETを用いていたのですが派生開発においてオリジナル、Spring.NET、IBatis.NETで個別にリリースされたアセンブリが参照しているDynamicProxyのバージョンが異なるため各プロダクトをソースからコンパイルしてバージョンを統一する必要がありリビジョンも若かったので頻繁に不具合修正リリースが出るので管理が面倒でした。
メジャーなOSSで使われているのは実績や情報の入手も容易になるなどメリットもありますが、JavaでもCommons等がClassローダーで思わぬコンフリクトが起こってはまってしまうなどの問題がついて回るのが気になります。
RealProxyと二本立てにする場合に完全にプラグインな仕組みって可能なのかな?